アトリエハーフ・ムーン2025.7.16【いろんなバランスを行き来する】
Tくん、Kくん、双子の兄弟さんです。初めてのアトリエです。ネコがいるんですが、大丈夫ですか?と聞くとHPを見て、ネコも楽しみにして来てくれたそうです。
冷たいプニョプニョボールをさわりながらテーブルに座ると、ネコの霧島くんも寄ってきました。さわりたいけどちょっと怖いTくんとKくん、なのでした。たぶん、2時間も遊んでいる間に、さわれるでしょう。
なんでも描いてみてください、と画用紙をお渡しします。何をどんなふうに始めるかは、自分のタイミングで。。3人それぞれのペースで、始まりました。知らない場所で絵を描くということは、簡単ではないんです。始まると、この場所が受け入れられ始めたのだなあと思います。
次に、もう少し絵を遊ぶやり方を体験してもらいました。画用紙を濡らしながら、描く順番をじゃんけんで決めてもらいます。最初に描く人は、ちょっと勇気がいります。色を作っている間に、ちょっとアクシデントがあって、赤い絵の具がポトッと落ちて広がりました。おお💗きれいなので、そのまま続けましょう。ときどき止まったり、描いたりしながら画面ができていきます。静かな動きとバランスのある、味わい深い絵になりました。それなりに緊張のある絵を描いて、ホっとしたところで次は、スライムで遊びました。
遠慮がちにさわりながら、いろんな遊びがどんどん生まれていきます。柔らかさも、伸び具合もいろいろなのです。ホウ砂水は、固めにしたいとき使いますが、ホウ砂水を渡したら、どんどん自由に使われていきます。絵の具を足せば、色がどんどん変わっていきます。思い通りになるような、ならないような。。自然に笑顔になっていきます。手が、どんどん自由にはたらき始めます。スライムって、すごいなあ。お母さんもその様子を楽しそうに見ながら会話しています。お家でも、作って遊んでいたことがあるそうです。何かの具合で、いろんなスライムになるんですよね。
あーよく遊びました!という空気になったので、紙コップにそれぞれのスライムを入れて、絵の具の水多めのスライムは、ラップと輪ゴムとビニール袋で、こぼれたりしないように大事に持ち帰る準備をします。
実感で遊ぶことって、大事だと思うんです。大人になれば、社会の中で遊べないことも増えてくるけど、その中でも、実は自分はこう感じてるってことを実感出来てれば、それを軸にして、全部がまんするのじゃなくてかわしたり、スライドしたり、展開を考えられると思うのです。
最後は、キネティックサンドで遊びました。スライムほど自在にはならなくて、さらさら崩れる砂は、また別の感触とコントロールを遊べます。
スライムで盛り上がっていたので、クールダウンのつもりでお渡ししましたが、30分も遊んでいると、また新しい遊び方で熱心な集中が始まるのでした。すごいなあ。。お母さんが、飛び散る砂(!)を気にし始めたところで、おしまいの時間になりました。
帰り道、楽しかったー!と何度も言ってたそうです。よかったー!私もうれしいです。

写真-1 Kくん。手触りを遊びながら、手に巻きつけながら、なんだか、カッコいい系のものができました。

写真-2 Tくん。手触りを遊びながら、色もどんどん足されていきます。おおレバー♡みたいだね。最後はココアのような色になりました

写真-3 Kくん、Tくん。いつのまにか並んで、同じようなことをしながら、それぞれの興味の方向に集中していきます。

写真-4 お母さんの絵です。トマトと玉ねぎ。のどかな感じの水玉模様です。水彩のみずみずしさ、味わっておられました。

写真-5 Tくん。スポイト、スポンジ、サクサク使って遊んでます。

写真-6 Kくん。アイスの棒で描き始めます。ちょっとづつ進んでいく味わいです。何の絵かは、ナイショでした。

写真-7 3人で順番に描いて遊びました。うんと慎重に色を作って、描いてました。動きの見えない時間も、ちゃんと味わいつつ進んでいくのです。

写真-8 Kくん。砂に棒を埋めて、どのへんにあるか当ててもらうゲーム、遊んでました。もう終了時間が近いんですが、まだまだ遊べそうでした。

写真-9 Tくん。砂の手触り、味わってます。パレットナイフで削って棒倒しで遊びます。ナイフで跡を付けながら、動きは大きくなっていくのでした。
