Aちゃん9才、22回目のアトリエです。Aちゃん今日も、「やること決まってるんだ💛」と言って始まりました。ちいかわのウサギが描いてあるお菓子のパッケージを見せてくれました、これを工作に使うようです。
まずは、ヒト型ぬり絵から描いてもらいました。今の自分、今の気分を、色で塗って表現を遊びます。水彩で塗っていきました。「外側は暑いんだけど、内側はこんな感じ💛」とお話しながら描いてます。自分を感じて描くのは、面白いのです。これは、上手い下手、関係ないのです。自分が自分を感じていく遊びです。なんとなく遊ぶことで、気づくことがあるのです。
さっそく、ウサギをハサミで切り取って、画用紙に貼ります。文字も描いていきます。Aちゃんの作る「ちいかわ絵本」の1ページかもしれないと思いました。描き終えたら、大事な絵はAちゃんのカバンにしまわれてしまうので、その前に、写真撮らせてもらいました。ウサギ、味わい深い雰囲気です。
それから、何しようかなと材料を探してスポンジで立方体のスクィーズを作りました。スポンジをビニールで包んで、目玉シールもつけて、きれいにできました。手際よくできていたけど、さほどうれしそうでもないのです。Aちゃんには、簡単すぎたんじゃないかなあ?と言ってみました。それからAちゃんは、次に何をしようかいろいろ考えているようです。
考えながら砂で遊ぶとか、どう?と言ったら、うーん、砂には触りたくないなあ、という返事でした。そっか、砂じゃないのか、じゃあテキトーな絵を描いて遊ぶのは?と聞いたら、そういう気分でもないのでした。なるほどー、ゆっくり考えてね、と言いながら、私は私で遊びます。そもそもアトリエは、そういうことをゆっくり考えたり、感じる場所なのです。
Aちゃん、自分のスマホにヒントを探しに行って、何か見つけたようです。「ゴリゴリ音のするもの、ある?💛」と言うので、いろいろ聞いていくと、「ゴリゴリ音のするスクィーズ」が作りたいのでした。おお、スクィーズって柔らかいのだけじゃないのだなあ。Aちゃんの参考にしたやり方では、アイロンビーズを使うそうなんですが、そのビーズはアトリエにないので、代用品を考えます。
スクィーズに入れるのは、石でもいいかなあと、一緒に石を拾いに外に行きました。スクィーズ向きの石ではないけど、1個いい感じの石が見つかったので、洗って乾かしてポスカで絵を描きました。ポスカと石は相性がよさそうでした。気持ちよさそうに線が描かれてました。
石が乾くのを待つ間、スポイトの絵を遊びます。石を拾いに行く前に、私が遊び始めて、
描いてみない?と誘っていたんですが、Aちゃんは、興味がなさそうでした。私が続きを遊ぼうとしたら、私もやる💛と参加したのでした。ほんの5分くらい、スポイトと筆で、遊びました。テキトーに色を遊びたくなる感覚、良いなあ💛色がきれいに混ざっていったところで、出来上がりでした。
ゴリゴリの音のするもの、これはどうかな?と、固めのストローを短く切ってみたら使えそうでした。それと、小豆があったのを思い出して、それも少し使うことにしました。それから紙粘土に水を足して溶いたものも入れるのでした。
風船に、どうやって、どの順番で入れるか?は、Aちゃんが決めていきます。先の丸い割りばしで、柔らかい紙粘土を詰めていきました。やりにくそうですが、そのうちやり方がわかってくるようでした。Aちゃんは左手で風船の口をそっと持って、右手で割りばしを持って、紙粘土を入れてます。それが落ち着いたたら、風船の口を両手で引っ張って、短く切ったストローと小豆を「入れて?」とリクエストがあったので、私がパラパラ入れていくのを繰り返しました。風船の口を結んだのは、私がだったかな?出来上がって、どう?と聞いたら、いい感じ💛みたいです。Aちゃん、私の耳元で音を鳴らしてくれました。小さくゴリゴリポリポリ💛言ってました。
まだ時間があったので、すいとり紙にスポイトで絵を描くことにしました。今日はどんな絵になるかな?私は、その間に水彩の絵を乾燥させてました。Aちゃん、淡々とスポイトで描いてます。丁寧に🔵がたくさん並んでいくのでした。静かな落ち着いた気持ちが伝わってくるようです。「ネイルチップみたいになった💛」と言ってました。そうか、ネイリストは、たぶんこんな風に落ち着いて描いていく仕事だなあ、と思いました。いつだったか、Aちゃん、ネイリストに興味があるお話をしてたのを思い出しました。
最後にヒト型ぬり絵を描きます。鮮やかな黄色💛が大きく現れてました。
また、遊ぼうねー!

写真-1 ウサギのページ、スポンジのスクィーズ。

写真-2 小石に描く。

写真-3 スポイトで描く。

写真-4 スクィーズ。小豆、切ったストロー、紙粘土、水。

写真-5 すいとり紙に描く。

写真-6 ヒト型ぬり絵💛
Aちゃんのお母さんのコメントです。
「ありがとうございます。
内容オッケイです。
娘は音が好きなんですよね。家でも音のなるものを作っては耳元で鳴らせて遊んでいます。
娘は中村さんに「気乗りしない」等のことをけっこう言うんですね。親としてはすみませんm(_ _)mと思ってしまいます。でも、それだけ本当のことを言える環境を作って頂いていることに感謝しています。気乗りしないという気持ちを否定せずに、ありのまま受け止めて下さりありがとうございます」
私の返信です。
「さっそくの返信ありがとうございます。
Aちゃん、自分の興味あることへの探求✨が深くなっている感じがします。そんなありのままのAちゃんを大事に思っているお母さんも、素晴らしいなあ😊と思いました。
私の「これはどう?」という声かけの裏の意味は、本当に興味あることは何?なのです。なので、「それは気乗りしない」という返事は、ふつうにOK👌です。これじゃない、あれじゃない、と消去法でやりたいことを探してるんじゃないかと思うのです。アトリエに慣れてきた子どもさんは、みんなその辺が自由になって来るので良いなあ💛と思います。
実は、大人もこのくらい自由になれるアトリエにしたいと思っています🍰🐹」