お知らせ内容をここに入力してください。

2023.10.19 遊ぶヒント

「今の気持ちを、タイコのリズムでやってみて?」と言われて、シロートの私は固まったことがある(笑)。その人は「タイコ、長年深くやってる人なら、出来ちゃうんですよ」って言っていた。そうか。
例えば、ダンスを深くやっている人なら今の気持ちをダンスで表現するなんてふつうのことかもしれない。。今でこそ、私も気軽に絵を描いて遊べると思うけれど。。それは、こういうことを何年もやってきたから遊べるのであって、最初から、こんなふうに遊べたわけではなかったのだ。

ヒト形塗り絵では、どの人も安心して自分のことを塗って表現している。毎回、本当に味わい深い。その色をさらに深く遊んでいくには。ヒト形塗り絵の道筋を味わいながらさらに見ていくには。どんな遊び方があるのか、考えている。そのひとつのやり方で居間に、画集を置くのを考えています。私の好きな画家たちの絵は絵の面白さ奥深さを見せてくれる。どの部分を見ても、味わいに満ちている。。それと同じように描く、ということではないんです。

例えば、インド人のカレー屋さんのカレーはいつも家で食べてるカレーとは、ちがう。。何がちがうんだろう??と思いながらもう一口、味わってみる。。画家の絵を見ながらそんな遊び方、味わい方ができたらいいんじゃない?じゃあ、こうしてみようと、ヒントが見つかるかも。美味しいところを、ヒントにして、スパイスを足してみる。これを、遊びながら試してもらうのはどうだろう?ほんの少し、色と形の探検。。いや、実は。私もそうやって、ヒントをたくさんもらってきたんでした。自分の絵に何か足りないときこれをよくやってました。画集から画集へ、ジプシーみたいに。そして、自分にぴったりくる色の具合を探していく面白さ。。探すのは、自分自身の感覚。。私が提案するのではなくて、その人自身が見つけていく。。

例えば。風景を描いて遊ぼうとして。でも、なんだかうまくいかないな、と思ったとき。
そのうまくいかない具合を生かした画家の絵を見ることは、画家と自分が共通して持つ感覚に気づく。おお、先人がいましたね、という発見になる。上手くいかないことを上手いこと使って、絵にしてしまうやり方や上手く描けないことを素敵な味わいにしていくやり方。料理のレシピを見るのとも似ている。ああ、こんなやり方で簡単に美味しくなるのか、とか思うみたいに。

あるお父さんが風景を描いたときその娘さんが、なんか変じゃない?と言ったことがあり。
それは、ひとつの見方から見ると「変」なんだけど「変」ではなくなる展開がある。まったくちがうアプローチができたら面白いことが起きてくる。そういう目で見るとシャガールとか、すごく面白い。。変だけど、すごく面白いし、深いし。なにしろ、そういう世界がある、ということなのだ。。シャガールの画集、開いて見せたら楽しかったな、きっと!と思うのでした。

実は、タイコの練習にもこの感覚は生きてくるかもしれない。あの音を鳴らしたい、と思っている音がある。ジャストに入るんだけど軽く深く、さらりと入る。。そういう音が、YouTube聞いていたらアフリカのミュージシャンの後ろで鳴って。うわー!素敵だ、と聞きほれて。考えてみれば、サンバの音のルーツは、アフリカでした。。音楽のルーツ。画家のルーツ。その人のルーツ。
 
あるテーマで絵をを描いていて違和感を感じてくることもある、と思う。その人の、とてもアクティブな感覚が生まれたということ。そのときは、テーマを描くより、違和感が生まれたことを大事にする。それで、どうしたいかを感じてもらえばいいのだ。それが、その人の旅。大切なのは、その人が旅に出た、という感覚を持って帰ること。自分の中の旅だけどどこに向かいたいのかを感じていく。アトリエの役割はそういう旅に立ち会うこと。

写真は、猫のいる生活、の絵。さわさわ、モヤモヤしつつ、同時に、ぬくぬく、ハッピー。保護猫を引き取ろうか、どうしようか、考え中です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次