絵を描く教室だけど、絵を上手に描くのが目的ではないのです。もっと言うと、ただの自分とつながること。絵を描くことそのものよりもそっちが大事。今の自分を表現することが、たまたまここでは絵を描くこととセットになっているので、描きたいものをどうぞ!という場所です。なので、まず、実感しに行くこと。小さな実感を大事にしていく。楽しいを実感できれば勝手に笑顔になる。または、なんだかムリしてるかな?と感じたら、手が止まる。自分の感覚を感じて表現してみること。アトリエでは、このレッスン。それを怖がらずにやってみよう!という安心の場所を提供するのが、アトリエの役割です。
今回は、小学生のKくんとお母さんです。こんにちはー!と玄関から入ってすぐ、「ネコがいるー!」って。うれしいオーラがピカピカしてました。ネコの霧島くんはどーんと寝たままで、お客さんを、お迎えしてました。最初のヒト形塗り絵。もう、ネコが登場してます♪絵を描きながら、ときどき猫をさわりに行ってます。ネコの頭をなでるように描いてみたら?というと、そんなふうに丁寧に筆を動かしてました。描くこと=触ることという感じ。触ることも描くことも同じように、楽しんでました。
描いてる時間より、ネコを抱っこしてる時間が長かったかも。もちろんOK!です。興味あることに浸る時間て、人生で、一番豊かな時間なんではないだろうか。。Kくんは、充分に浸る時間を味わってました。その隣で、お母さんも自分の内側を静かに味わってました。大人は、感性が細やかで豊かです。
この色は、どんな感じでした?ヒト形塗り絵の色と関係ありそうですか?と質問すると気持ちに沿って現れた色と、そうでもなかった色のこと。考え考え、答えてくれていました。「いろいろ描いたんだけど。。」もうひとつ、もの足りないような様子です。この感覚は、いくつかトライしてみた、ということで。それが、実感されているのは、素敵なこと。別のトライのことを話してみました。いろいろ描く前にちょっと時間を空けて、今どんな感じ?を自分に聞くのも面白いんです。3人で順番に描く絵。今回もすごく面白いことになりましたが、それが、面白いのは自分の番に来るまで、予想がつかないから!その待ち時間に、いろんなことを感じている。自分のことも相手のことも。それを、自分の絵でもやってみると絵を描く作業ではなくて会話になる。。
小学生の付き添いの保護者さんは、レッスン代はいただきません。中学生の保護者さんは、投げ銭、というのはどうかな?と考え中です。「お母さん」は、お子さんにとって、重要な環境なのだなあ、と思うようになりました。お母さんあっての、お子さんのアトリエなのです。
