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2024.2.12 自分の感覚はいつでも大事にする

小1のIちゃんとお父さんが遊びに来られました。最初のヒト型ぬり絵。Iちゃんは、思い切りよく黒を塗って行きます。今日着ている、トレーナーの色です。元気な感じは、塗り方や雰囲気から伝わってきます。本当は、今のカラダや気持ちの具合、温かさや、冷たさを描いていくぬり絵なんですが、子どもさんは、なんでも大丈夫です。何色を使っても、息づかいや塗り方が、そのまま自分の表現になるのです。子ども、すごいなあと、いつも思います💗お父さんは、やさしい、静かなソフトな色合いです。いろいろネットを調べて、近所に絵画教室があるのを見つけて、来てくださったのでした。そんな落ち着いたやさしい雰囲気の絵です。

それから、みんなで一枚の絵を描きます。ゆっくり、いっぱい描きました。果物があったら、虫も食べに来るかな。。お二人の会話がずっと続く。こうしていい?ヤダ。。とか(笑)。私も混ざろうとして、これ描いていい?とか聞いたりして。人が描くのを楽しみに待つ、待たれている。。そんな楽しさ💗描きたいように描けるとは限らないけど、見守る、見守られる、という時間。絵は、ちょっとづつ、ちょっとづつ、大事に描かれていく。。大人も子どもも、みんな平等。。素敵な時間でした。

大人がスマホでアドレスなど確認している間、Iちゃんは、ずっと描いてました。何をどう描いても、その人そのものなので、好きなもの、何でもいいよ、描いて?!と画用紙を渡しました。パステルは、しっかり塗って指でこすると、こんなにいい発色なのだなあ。。ウチの猫が、大きく登場しています。しっぽが立派です。描き終わったらネコをなでに行きます。その後で、さらに線をはっきり描いて、リアルさがぐっと増すのでした。写真のようなリアルさではなくて、なんていうか、存在感のリアルさは、こんなふうに現れるのか。。

お父さんが、「いつものレッスンでは、この子が絵を描いたら、先生がそこに指導をしていくんですか?」と、お聞きになりました。まっすぐな質問は、うれしいです。

私の役割は、上手く絵を描くやり方の指導ではなくて、その人の表現したいものを感じながら、そこに居ること。その表現の意味を感じること。すると、私が、味わっているのが伝わって、言葉じゃないやりとりが始まる。。自分の本音を味わいながら、誰かと一緒に居ること。そうして、できたら、その気持ちを言葉にしていくこと。私(大人?先生?)の言ったことに、「ちがうよ、こういうことだよ」、と言えるようになっていくこと。言わなくても、自分の感覚を卑下しないでいること。自分の感覚は、いつでも大事にすること。。そうやって、そういう自分で会話が循環していくのを味わうこと。。です!

最後のヒト型ぬり絵を描いてもらっている間、私は、今日の絵の写真を撮ってました。それからテーブルに戻って、お二人の絵を見ると、お父さんのヒト型が、赤系のパープルで塗ってある。。!最初の物静かな絵を描いた人とは、別人のようだなあ!と感心します。最初の絵は、説明しやすそうでしたが、これは、なぜこの色?って説明はいらない。こんな感じだったのだ。。お父さん、何があったんですか?!と聞きたいけど、ただニコニコしてるお父さんなのでした。

何日かして、お父さんの表情がパッと明るくなった時のことを思い出しました。「レッスンでは、この子が描いた絵に先生が指導するんですか?」と聞かれましたので、「いいえ、指導はしません」と私が答えたときなんです。本人がやりたいことが出来るようにサポートしていきます、と説明したのでした。パワフルなIちゃんが自由に絵を描いて遊べるところを探していたのではないかな、そして、そこが見つかったかも?!という気持ちが、パープルの色なんではないかな、と思うのです。

I ちゃんのヒト型ぬり絵は、黒色が、顔の部分に混じっちゃって困った!でも自分で、ぐぐっと工夫して、無事に難問を乗り越えました。あきらめないでよかったねー!さらに元気な表情になってます。2時間、絵を味わっていると、最後は色の表現が、かなり自在になってくるのです。遠慮なく色を使いだす人の背中は、のびやかでした。大事なのは、その気持ち、その気持ち💗と思いました。

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