Kちゃん4才、初めてのアトリエです。お母さんと一緒に来てくれました。初めての時は、プニョプニョボールが、本当に役に立ちます。ボールは5カ月たって、だいぶへたってきましたが、触っているうち、大人も子どもさんも、表情が緩んできます。
お母さんは、耳が不自由なので、口の動きから言葉を読み取って会話をします。ものすごく上手なので、会話はとてもスムーズです。Kちゃんと会話するときも、言葉を丁寧に受け渡す感じが、素敵なのでした。
4才のKちゃんは、何をして遊ぶのがいいかなあと考えていたんですが、お母さんとのやりとりを見ていたら、2人で描く絵、もう遊べるんじゃないかな、いい絵になるんじゃないかな、と思いました。
画用紙をバットに入れて、スポイトをお渡しします。かわりばんこに、絵の具を垂らして遊ぶのです。スポイトにちょっとづつ馴れていきながら、ゆっくり、ゆっくり、絵の具は置かれていきます。
どんな絵にするかは、何も考えないで、色を置いていけば、どこかで、意外な展開が始まっていきます。私は、時々スマホで写真を撮りながら、おずおずと色を置いたり、手が自然に動きだして、遊んでいくのを味わってます。
やりにくさも、味わいのひとつ。それが、いつの間にか小さくなっていく味わいがある。
私の方も、お客さんの雰囲気の変化がわかるようになってきて、私の味わっていることを、雰囲気で表現できるようになってきて、ただ居ることが、もう参加してることだと、わかってきたような気がします。
人は、居るだけで、もう表現している。。そこに、良いも悪いもなくて。そこから始まるアートは、いつも素敵です。ウチのアトリエは、それが大好物です💗
元々の自分とちがう表現を必要とされてしまうことも、その中での出来・不出来を評価されることも、学校や職場では、よくありますけど。アート的な表現は、「ただの自分て、なかなか良いじゃない?」って、思い出すきっかけになるのです。
30分くらいかけて、1枚目が完成して、とても充実している感じだったので、もう1枚、少しちがうやり方で始めることにしました。Kちゃんの集中なら、そのちがいを味わってくれそうです。
バットに画用紙を置いて、ハケでよく濡らして、そこに、スポイトで色を置いていくのです。色を置くと、さーっと滲んで広がっていくのが、面白いのでした。もう、サクサク遊んでいくのでした。ダイナミックな色の世界なのでした。1枚目と、ちがう雰囲気です💗この絵も、2、30分、遊んでいたと思います。移動して、大事に乾燥します。移動している間も、絵は変化しちゃうので、乾燥後は、また驚きます💗
だいぶ集中して遊んだので、次は、紙粘土で遊んでもらいました。ちぎってお渡しして、絵の具を混ぜて、遊ぶのをおすすめします。そのうち、何か出来てきたら、ラッキーという感じに、気楽に遊んでもらっている間、私は台所で、さっきの絵の乾燥の準備をすすめています。
そして、ときどき、テーブルに戻って、これがあったら、楽しいかな?と思う材料を置いていきます。紙皿や、ビーズや、ワイヤータイです。置きながら、私も工作に参加している気分です。
Kちゃんが、紙粘土のおだんごに、ビーズを埋めてます。いつか出番があるかな?と取って置いた、ショートケーキが入っていたプラスチックのケース。それを持って来て、おだんごを何個か置いてみたら、Kちゃんも気に入ってくれたようです。うれしいなあ!
お母さんは、女の子と、三色だんご。それから、柿の実、とぶどうを作りました。のびやかな雰囲気なので、見ているとホッとしてきます。柿の色が、いい感じなのです。ワイヤータイのリボンをYちゃんに作って?とお願いされて、お母さん、丁寧に作るのでした。Yちゃん、お母さんの手元を見じっと見て、待っています。素敵な時間でした💗
最後にYちゃん、私をしっかり見て、「ネコ、さわっていい?」と聞くのでした。霧島君は、丸くなって寝ています。もちろん、いいよ、どうぞ!💗Yちゃん、そーっと、やさしくなでてくれました。
また、遊ぼうねー!

写真-1 一枚目の完成です。ゆっくり、ゆっくりの時間を感じます。本当にゆっくり出来ていった絵なのでした。

写真-2 1枚目の最初から完成まで。じわじわ、面白い形や、色が出来ていきます。

写真-3 2枚目の完成です。乾燥させたら、こんな感じになりました。

写真-4 2枚目の最初から完成まで。鮮やかな色が、広がってつながっていきます。

写真-5 Kちゃんの紙粘土とビーズ。ケースに入れて、ビニールの袋に入れたら、あれ?それ何?って見てしまいます💗

写真-6 お母さんの紙粘土。のびやかで、ダイナミックなのです💗
