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絵を描くという旅。【アトリエでカメを洗う?】2024.10.5

I ちゃん16回目。「カメを洗いたいな!!」とリクエストがありました。そこで、アトリエはどう答えるか?を考えてみました。

「水槽まで洗ったら時間かかっちゃうからねー」と返事をにごしたんですけどよく考えたら、アトリエの目的って、そっち方向じゃない?I ちゃんは、カメを洗いたい!と、感覚を言葉にしてみた、のでした。ウチのアトリエでは、その感覚を大事にするのが目的なのでした。できるか、できないか。ではなくて、大事にするってどういうことか。。アトリエ主催者、初心に帰る。。

I ちゃん、今年2月から通っているので、初めて来たときに比べると、格段に落ち着いてきています。4回目までは、お父さんかお母さんと一緒で、5回目からは、ひとりで来ていたんでした。今では、アトリエに来ると思いついたことから始める、というのが当たり前のことになって気楽にアトリエを味わっています。

初めてお父さんとI ちゃんが来たとき、お父さんが「いつものレッスンでは、この子が絵を描いたら、先生がそこに指導をしていくんですか?」と、聞きました。私の返事は、「いいえ」でした。

「私の役割は、上手く絵を描くやり方の指導ではなくて、その人の表現したいものを感じながら、そこに居ること。その表現の意味を感じること。すると、私が、味わっているのが伝わって、言葉じゃないやりとりが始まる。。自分の本音を味わいながら、誰かと一緒に居ること。そうして、できたら、その内容を言葉にしていくこと。私(大人?先生?)の言ったことに、『ちがうよ、こういうことだよ』、と言えるようになっていくこと」と言いました。

レポートでは、そこに加えて「ちがうよ、が言えなくても、自分の感覚を卑下しないでいること。自分の感覚は、いつでも大事にすること。。そうやって、そういう自分で会話が循環していくのを味わうこと。。です!」と書いてました。

今日、砂遊びをしてスライムを2種類作って、その合間にカメを触ったり、エサをあげたりしたんですけど、一緒に手を洗いながら、I ちゃんが「カメを洗ってみたいな!水槽も洗いたい!」と言ったのでした。急にはできなかったけど、カメを洗う時間を考えて準備すればできるんじゃない?Iちゃんのお母さんにアトリエの方向を説明してOKをもらえたらいいんじゃない?

というわけで、翌日、メールで相談したら「カメは噛みつく印象がありますけど、そこが大丈夫なら」、と返事がきました。そこで、今まで噛まれたことはないけど、調べたらカメの顔の前に指を持っていくと噛まれることがあるようなのでそうならないように、気を付けること。手洗いと消毒はしっかりすることを約束して。次回のアトリエは、たぶん、カメ洗いです。

水槽などは、前もって私が洗っておいてIちゃんは、カメを洗う。これなら、時間を気にしないで、できそうです。そうそう、カメ洗いの前と後に、できたら何か絵をかいてもらおう。どんな変化があるだろう?!何を描きたくなるだろう?!

小さな感覚にフタをしないで大事にすること。表現するやり方をいろいろ試して遊ぶことは、絵に限ったことではないのでした。お互いの反応を見ること。うまくいかないときは、そういう事情があるのだなーと受け止めること。

たぶん、そのあたりがフタをされずに、生きのびるコツなんではないかな。自分が問題?誰かが問題?ではなくて。もうひとつの道を、いつも見つけられるように。

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