Aちゃん9才、11回目のアトリエです。「今日は、やること決まってるの」と言って始まります。お家で作った、スクイーズ見せてくれました。お菓子や絆創膏の箱で作ったスクィーズです。さわらせてもらいました。フワフワしてると、急にかわいいものになるんだねー!
それから、お家で描いてきた絵を見せてくれます。ノートのページをつないで絵本のようになっています。何ページもつなげてあるのでした。表紙の絵が楽しいのです。ページを開くと、まず、お風呂が6種類あるのでした。どのお風呂に入りたい?とおしゃべりします。ビリビリ風呂💗というのもあって、いろいろ想像して楽しいのです。
さて、何を描こうかな?とページを広げて始まっていきました。各部屋のイメージに入っていくと、どんどん細かな工夫が浮かんでくるようでした。材料箱に花のシールを見つけて、使っています。クーピーで描いた絵の中で、花のシールは、パリッとしてカッコいいのでした。「いいねー!」とAちゃんも気に入ったようです。「何か足りないな、そうだ、人が足りない」と言いながら、丁寧に人を描いてます。
少し描きにくそうなので、グランマ・モーゼスの画集を見てもらいました。70才を過ぎてから、絵を描き始めたおばあさんの絵です。味わい深くて、いつまでも眺めていたくなる絵を描く人です。決して上手くないんだけど、ぜんぜん困ってなくて、素敵なのです。洗濯ものをたたむときのような楽しさ、丁寧さが気持ちいいのです。Aちゃん、ほんの短い時間でしたが、グランマ・モーゼスの絵に出てくる人物たちを見てました。いい絵は、いい気分を教えてくれます。Aちゃん、かわいい感じの女の子が描けてました。
絵を描きながら、怖い夢をみた話や、私の思い出話など、ぽつぽつと、自然におしゃべりが出てきます。そんな流れで、Aちゃんが、「聞いてみたいだけなんだけど」と前置きして、「どうして、絵画の先生をやろうと思ったの?」。おー、深い質問です。私も水彩で遊びながら、返事します。やり方を教えない教室をやりたかったこと。絵を描けないって思ってる人、たくさんいるからね、誰でも本当にゆっくり、好きにやっていいって感じがわかったら、たぶん、何か描けると思う。そして、そうやって、誰かが、自分で面白がって描いていくのを見たかったんだ、と言いました。実際に、それが毎回見られるのが、すごくうれしいのです。それを見て、そうか、こうやって始まっていくんだなー!って、その一瞬、アトリエのお客さんは、私の先生みたいだと思います💗なんていうか、頭を使わないで、自分を深掘りしていく現場を見せてもらう感じなのです。
おしゃべりしながら、私もポスカでネコの形を描いて、水彩で色を付けて遊んでました。いろんな色が出てきたら、Aちゃん、わー💗と言って見てました。あとで、この猫の顔を描いてみない?と頼んだら、いいよ、と言ってもらいました。絵を乾燥させて置いておいたら、Aちゃん、この顔を描くんだった、と思い出して、さっそく描いています。少しして、「描けたよー!」と、見せてくれます。大きな黒い目がすごくハッピーな表情のネコになりました。ヒゲは?しっぽとか、描いてもいいよ?と言うと、「いらないの」、ということでした。OKです。完成は、その人が決めるのです。持って帰る?と聞くとうん💗と言ってます。よかった、Aちゃん、の気持ちが入った絵になったんだなあ💗
また、遊ぼうねー!

写真-1 お家で作ってきたスクィーズ、4個です。綿が入っていてフワフワです。

写真-2 青い色紙の下に、Aちゃんのおうち💗とタイトルが書いてあります。中央は、6種類のお風呂です。右は、シャワーと洗濯機、かな?

写真-3 部屋の細かなアイテム、少しずつ足していくのは楽しいよね💗

写真-4 パンダの枕とお布団。女の子の大きさに合わせて、修正されました。部屋の中には、素敵なものが増えてます。

写真-5 猫の輪郭と背景の色は私が描いて、目をAちゃんが描きました💗
