Hちゃんとお母さん、初めて来られました。Hちゃんが絵を描くのが大好きで、お母さん自身は、絵をそんなに楽しんで描いた覚えはないんだけど、Hちゃんの楽しそうな様子を見ていたら、絵画教室に通わせたくて探していたそうです。何か勉強を習うのではなくて、技術を覚えるのではなくて、アトリエで2時間、絵を遊ぶことに価値を見てくれて、本当にうれしいです。
私は、思うままに遊ぶことは、レジリエンス(回復力・しなやかさ)の種になると考えています。大人になったときの自分らしさは、子どもの頃の遊びに浸る濃い時間から出来ていくのではないかと思います。
初めての回はお母さんと3人でお話しながら、少しづつ時間が過ぎていきます。たぶん、居るだけで冒険なのです。お母さんと私のやりとりが続くと、そこに加わろうとするHちゃん。パワフルです♡
大人組は、色を感じながら描いてました。今の自分、仕事をしている自分、家族といる時の自分。。思い出しながら描いていくと、それぞれ、自然に、ちがう表現になる。表現されたイメージのちがいに驚きます。
大人たちが面白がっているとHちゃんが、私も、それやりたい!というので、やってもらいました。大人も子どもも、自分の描いた絵を説明するのは楽しい。質問されるのも楽しい。だれが一番上手、とかではなくて、その人が表現したかったことを聞くのが面白い。その人の大事にしていることの片鱗が見えてくる。。Hちゃん、いっぱいお話してくれました。
絵を描くのはウン十年ぶりです、と言ってたお母さんですが。自分の描いた絵にココロ動かされたようでした。イメージは表現になっていく。「これは、発見です」と言ってました。自分が何気なくできたこと。自分にそういう感性があるということ。小さなことだけど、感性に実感がある。これは、大事な自信になると思うのです。
表現しようと思ってないのに表現になっている。これを子どもは、遊びながらやっているんではないかな。表現は遊びで、それから自分のための呼吸。
絵-1
1枚目は、空と雲の絵を描きました。すごいなあ、動きだしそうな雲です。小さな星形は、雪です。パステルで描いて、空の色は筆でなじませました。ワクワクいっぱいの気持ち、伝わってきます。ピカチュウも、こんな大きくて、ふわっといい形を遊んでます。紙粘土は、手の中で丸くして、穴をあけて、茶色の絵の具を入れて、染み込むのを待ってるところ。割りばしが立ってます。写真はないけど、砂でも遊びました。
絵-2
お母さんは、大人向けの遊びをしてました。時間をかけて、ゆっくり描いてます。
大人は思い出す、イメージする時間がある。子どもは、今感じたままを描いておしゃべりする。全部、表現なのだなあ。
絵-3
お二人の最初の1枚と、最後の1枚です。
上はお母さん。左のネコちゃん(最初の1枚)は、サラサラと雰囲気を描いた感じ。右のピンクの花(最後の1枚)は、気持ちと色がリンクして、自分の気持ちの表現になってきてます。
下はHちゃん。雲の絵(最初の1枚)は、ワクワク、ちょっとドキドキ。最後の1枚は、黒のパステルで、ぐんぐん!描いてました。私がうっかりして、絵の右側が撮れてないんですが、それでも力強さが伝わってきます。ウチのアトリエで、お子さんが黒色を黒々!と使ったときを思い出すと、パワーの表現なんじゃないかなと思うんです。パワーを持ちたい、誰かを支えたい、誰かをびっくりさせて喜ばせたい!みたいな![]()
