お知らせ内容をここに入力してください。

絵を描くという旅。2025.12.21.B【手が遊び始めるとき】

Tくん11才。お母さんと一緒に初めてのアトリエです。

プニョプニョボールで遊びながら、お母さんとお話しました。お母さんは図工の時間は好きだったこと、Tくんも中学に行ったら、美術部もいいかなと言っていることなどお聞きしました。アトリエを見つけていただいてありがとうございます。

みんなで1枚の絵を描いてみようと思います。これは、絵を描きながら、色を遊んで、気持ちのリラックスしていく遊びです。

順番を決めるジャンケンをします。私が勝ったので、私は3番目がいいです、と言いました。するとTくんとお母さんがジャンケンしています。親子のジャンケンは、やっぱり、呼吸がぴったりでした。

スポイトで色を置いていきます。何周目かで、Tくんが、とてもやりにくそうなのでした。困っているようなので、何か困ってる?なんでもいいから言ってみて?と、言いました。少しして、言いにくそうに、「何をしたらいいか、わからない。。」と言いました。ああ、そうか。そう言われることは、ときどきあります。

言葉で説明するより、アイスの棒を手渡してみました。これで、こう、ゴシゴシやるのもいいし、こうザーッと動かしてもいいです。水遊びみたいに、遊んでもらえたら。というような説明すると、Tくんの手が動き出しました。

質問するのは、勇気がいりますよ。。自分の言うことが、そのまま伝わらないかもしれない。その後の気づまりを思うと、どう言っていいかわからなくなる。質問する、という表現。しないという表現。アトリエでは、両方、ありです。

「この色をやっつけるぞー!」と言って、スポイトでプシュー!って遊んでる兄弟さんのこと思い出しました。私も、おお、そういうストーりーでいくんですかー!ってびっくりします。

いろんな遊び方をする子どもさんの話をしたら、フフッ♪と笑うTくんなのでした。笑っちゃうポイントが1個、同じだと、いいよね!私もうれしいです。

その後も、こうやってみていい?と何回か質問してくれました。質問、大事ですよね。これ、悩みどころです。私自身、学校や職場では、質問したらよくない雰囲気になったり、質問自体受け付けません!という場面にでくわしたり、質問が浮かぶまで待ってくれる相手に出会ったり、質問できそうだったけど、はぐらかされて説得されたり。いろいろありました。

まず、質問できる相手かどうか?というのは、大事ですよねー。。そのあたりに、いろいろハードルがあるのを、Tくんは、11才なりに知っているのだなあ、と思いました。

質問っていうハードルを越えて、話ができると、けっこう面白かった!という体験があれば、気の合う人間は、ちゃんとどこかにいると思えるんではないかな。そんな大人と知り合えていたら、心強いと思います。Tくんは、ご近所におじいちゃんおばあちゃんのお家があって、学校の帰りには、そこに寄っているということでした。それは心強いです💗

お母さんと一緒に遊ぶ大事さも、そのあたりにあります。お母さんには、絵を3枚、描いてもらいました。「なんだか、スッキリして楽しかったです」と柔らかい笑顔で言っておられました。それを感じてもらえたら、お家でもその感覚を思い出して、大事にできるんではないかと思うのです。

私自身の黒歴史ですが。あなたはどうしたいの?はっきりして?!みたいなセリフを子どもに言ってたときがありました。痛い思い出です。そして、自分自身にも同じように言い聞かせてたと思います。

こんな言い方してたら、しんどいし。絵は描けないし、ハートは動かない、ですよ。絵が描けないということは、会話も始まってなかったと思うのです。

はっきりしない微妙な表現を味わって、揺れながら方向が少し見えてきて、次を探す。人生の大事なところは、そういうふうに進んでいくのが、いいんじゃないか、と思うのです。

アトリエで微妙なやりとりを味わっていって、家庭でも、そんなふうな感覚が底辺にあったら、正解だけが答えじゃないよなあ、という感覚が使えていって、会話が面白くなるはず、と思うのです。

学校とか職場とか、なかなかそうならない場所が多い中で、素直な自分を思い出せる場所として、アトリエを使ってもらえたらと思います。

Tくん、ズートピアのジュディの絵、とても一生懸命描いてました。一生懸命に描いていた絵に、何か評価っぽいことは言いたくなかったのです。もっとこうしたいんだけど、どうしたらいいかな?という質問が出てきたら、何か答えられると思います。それまでは、一生懸命を一緒に味わおうと思います。

最後、キネティックサンドで遊びました。Tくんの手が、のびのび動きだして、職人のようでした。もくもくと働き出すのでした。そして、楽しいことは、なかなか終わらないのでした💗ケーキのお皿、片付けるのが惜しかったので、しばらくそのまま飾ってました。

また、遊ぼうねー!

写真-1 3人で描きました。完成です。

写真-2 3人で描いた絵。最初から完成まで。

写真-3 3人で描いた絵2枚目。完成です。遊んだ跡が残ってます。

写真-4 2枚目、最初から完成まで。Tくんのアイス棒、よく遊んでます💗

写真-5 お母さんの絵に、タイトルをつけてもらいました。どの絵も、気持ちとつながった絵だったんですね。その気持ちのところを、カッコの中で私が代弁して、お母さんにOKいただきました。
●桜咲く🌸。
(来年受験の子どもと親戚の子がいます。がんばれ!もうすぐ桜が咲くよ!応援の気持ち)
●濃いめの綺麗なブルーが好き。
(その色を塗っていると、落ち着いてくる)

写真-6 ●綺麗な石を集めてみた。お母さんの絵・3枚目です。
(綺麗な石に出会ってワクワク!)
スポイトで水のしずくを置いて、そこに絵の具を垂らす遊びをおすすめしましたら、素敵な小石がたくさん出来ました。その後で、このままでもいいけど、このしずく繋げていくのも面白いですよーと遊んでもらいました。
描いてみて、どうでした?とお聞きすると、ふわっとした素敵な笑顔になりました💗

写真-7 Tくんの絵です。ジュディを描いている時、ネコが近くに来たので、ネコの目も描いてました。ウチのネコは、うん、こういう目つきです。

写真-8 キネティックサンドで遊びます。この砂はキュッとまとまるけど、切り口も綺麗なんだけど、移動させるのがむずかしい。ボロボロ崩れそうになるのを、上手いこと、サッとお皿に乗せる💗3等分もいい感じです。お腹すいてきちゃいました!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次