Yちゃん8才、お母さんと一緒に初めてのアトリエです。
初めてのアトリエなんですが、お2人とも素敵な笑顔なのです。プニョプニョボールで遊びながら、色合いや感触を楽しんで、面白がっています。本当に楽しそうなので、どうしてなんだろう?と思いました。お話をお聞きしながら、その理由は少しずつわかってきました。
Yちゃんは、いつもはお父さんと出かけることの方が多いそうなんです。最初の予定では、今日のアトリエはお父さんとYちゃんで来ることになっていたんだけど、お父さんが、「たまには、お母さんが行ったら?」と言ってくれたのだそうです。そんなわけで、「普段は、家の中で忙しくしているので、こんな静かな時間を過ごすこと自体が嬉しいです」と、お母さんは言ってました。小さい兄弟さんが2人いるので、今日はお父さんがその2人の相手をしてくれているのだそうです。
ヒト型ぬり絵も、どうしようかな?と言いながら描き始めていますが、どうしようかな?を楽しんで味わっている感じです。描きながらYちゃんが、「いつものお母さんとちがう💗」と、嬉しそうに言ってました。「これがホントのお母さん💗」と返事しています。Yちゃんは、お母さんとゆっくり会話できるのが、うれしそうです。ぬり絵は、2人とも水彩絵の具を、味わいながら塗っている感じです。もう十分楽しい実感じが伝わってきます。そして、最後のぬり絵は、どんな感じになるのか楽しみです。
2人で描くスポイトの絵を始めます。好きな色、気になる色をスポイトで落としていって、どんな絵が出来ていくかを遊びます。Yちゃんとお母さんは、一緒にいる時間を楽しんでいるので、会話と一緒に絵の具が置かれていきます。色も、会話しながら、遊びながら置いていく感じです。絵は、ゆっくり進んでいきます。絵がちょっと変化していくと、そこもちゃんと会話して、味わっていくのでした。ここ、きれいだねーと言われて、ああ、そうだねえ、と気づくこともよくあるのです。水玉がゆっくりつながっていって、なんだか画面が物語っぽくなっていきました。なんの物語だろうね?とか言いながら、絵は出来ていきます。ゆっくり味わいながら、出来ていく絵は、そのゆっくりの時間💗も伝わってくるようです。
その後は、紙粘土で遊びます。袋を開けてお2人に分けて渡します。レモンぽい香りと、手触りを味わいながら、何が出来ていくかな?、でも、なんにもできなくてもいいんです、というお話もします。急がないで、触って遊びながら、何かが出来ていくのを待つ遊びです。Yちゃんは、ネコの肉球とケーキをふたつ。お母さんはマカロンと、さくらんぼと、ケーキ。小さい作品ですが、ほんの少し絵の具を混ぜて、とても淡い色の作品が出来ていきます。ビーズや、小さい造花をおすすめしたら、そっと選んでいます。そんな落ち着いた自由さが、続いていくのでした。
最後のヒト型ぬり絵、お母さんは、小さい花をたくさん描きました。水彩の絵の具は淡い色を塗られて、スッキリして気分が軽くなった感じでしょうか。Yちゃんは、ギリギリまで紙粘土の作品を作っていたので、ほんの5分くらいで描いてくれました。最初のぬり絵は、ヒト型が、ヒトデに見えたので、海のサカナや海藻も描いてました。最後の絵は、ピンクの色鉛筆で、勢いよくサーっと塗られていくのでした。そして顔が描かれてぱっちりした目です。ベースはうすいピンクの水彩です。5分で描いてしまう絵は、Yちゃんの気分そのもの💗だと思います。お母さんの絵もYちゃんの絵も、さらさら水が流れるような気持ちのいい絵だと思いました。また、遊ぼうねー!
写真-1 2人で描くスポイトの絵、完成。

写真-2 2人で描くスポイトの絵、最初から完成まで。

写真-3 紙粘土。左の2つがHちゃん。右がお母さん。

写真-4 ヒト型ぬり絵💗左がHちゃん。右がお母さん。
