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絵を描くという旅。2025.10.11.B【おしゃべりの色合い】

Iちゃん、44回目です。前の時間のアトリエの子どもさんと10分ほど重なる時間があったんですが、自然にテーブルの空いてる席に座るのでした。その子どもさんの工作の空気に、穏やかにそのまま加わっていく感じでした。手の動きも穏やかなのでした。

材料箱から、キッチンペーパーの芯を出して来て、クリスマスツリーを作る、と始まりました。緑の毛糸を巻いてます。

「ツリーって、こう三角の形にしなくていいの?」と聞くと

「うん、だからね、こうやって毛糸を巻くの」

「おお、毛糸を巻いて、太らせて、ツリーの形にするの?」

「うん」

「うーむ、それをやるには、毛糸が足りなすぎるなあ。最初からさ、三角に近い形を使うとか、どう?」

というわけで、紙コップを使うことになりました。

「でも、てっぺんの三角はどうするの?」

「うーん、紙皿をこうやって丸めて三角帽子みたいにしたらどうかな」

と作ってみました。

それは、そのまま帽子になりました。紙コップはツリーではなくて、名前のある人物になっていたのでした。目を、何枚も画用紙に描いては切り取って、Iちゃんの気に入る目が出来るまで、やり直してます。元気な目が出来て、次に進みます。背中に、画用紙の羽を付けたかったけど、そうすると、帽子がかぶれない!なので、羽は付けないことになりました。

前回の異世界のお話、その続きも遊びました。今日作った子も、登場します。前回作った、紙皿のお母さんと、娘ちゃんと。この子は、何でしたっけ?ごめん、忘れてしまった!私の工作も登場します。

お話に必要な小道具を作りながら、お話もちょっと進みます。私は、今日作った子の役なので「ボク、足が欲しいんだよ」と言ってみたら、Iちゃんが足を作ってくれて、なんだかうれしかった。倒れやすい子だったんですが、ちょっと安定しました。

ツリーを作っているときに使った茶色。「あまった茶色で、なにか描こう!」と描き始めてました。

「それは、もしかして、うんP、かしら?!」と言ったら、「ははは!そーだよ!」って。「ただのうんPじゃなくて、かわいいのにして?!」と、お願いしたら、ものすごく明るくてパワフルな目が描かれました。

Iちゃんは、いつもは3時間のところを、今日は2時間だったけど、いろんなおしゃべりをしたと思います。異世界のお話も、どうして異世界に来たのかという物語が、なかなか物騒で、面白かったのでした。

それから、今回は、製作途中の写真が少なかったです。どういうことなんだろう?と考えてみました。Iちゃんは、アトリエに通い始めた頃は、勢いに乗ってたくさん試して、どんどん作る感じの時間の使い方でした。それが、そうではない時間の使い方が、現れてきたんじゃないかと思いました。時間が、ゆっくり流れる中で、工作をしていたと思います。

また、遊ぼうねー!

写真-1 帽子になった紙皿は、誰かの描いた緑の線がありましたが、ぜんぜん気にしないで、そのまま使うのでした。去年は新しい材料にこだわっていたのに、不思議だなあ。。モールはこれから進化する予感。そして、かわいいけど使わないことになった羽。路線変更が、気楽にできるようになってきたかも💗

写真-2 パワフルさ💗は、ばっちり、すくすく育ってるみたい。

写真-3 工作が始まるところ。勢いではなくて、これは何にできる?を考え考え、のんびり遊びながら、進んでいきました。手がやさしい形、してました。右下は、占い師のマネをして遊ぶ手です💗

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